乳がん

セカンドオピニオンについて

マナ女

セカンドオピニオンって1度は聞いたことありますよね。

わたくしマナ女も名前は聞いたことがあったのですが、具体的にどういうことなのか、何をするのかはまったくわかりませんでした。

実は自費で利用する場合はとても高いんです!!

今後も医療費等がかさむのに、、、

しかし保険会社の付帯サービスを使えれば無料で利用できるんです!!

わたしが実際に無料で体験したセカンドオピニオンについてご紹介します(^-^)

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、主治医以外の他の医師の意見や治療法も聞きたいという場合に主治医に紹介状を書いてもらい、他の病院の医師に話を伺ったうえで主治医と今後の治療法を決めていくという考え方のようです。

通常は診断を受けた病院で今後の治療をするケースが多いと思います。

わたくしマナ女の場合、診ていただいた大学病院の主治医はとても親切で良い方でした。

ただ、高齢の方が多く通院されている大学病院だったので、大学病院自体の乳がん実績はあっても、わたくしマナ女のようなケース(手術+同時再建)の実績がとても少なかったのです。ぴえん(´;ω;`)

そして病院がとてもぼろぼろ屋敷だったのです。

(かなり失礼、これは失礼、でも長期入院するならここはかなり重要だと思うのです)

そこで手術、入院をすることを想定して病院選びを行うことにしました。

わたくしマナ女が選ぶ基準としたのは、「同時再建の乳がん実績が高い」「きれいな病院」です。

もともと自分が乳がんだとは本当に思っていなかったので、大学病院を選ぶ際も特に何も考えず土曜日に外来を受けているという理由だけで選んでしまったんです。

でも急にどこの大学病院にするか聞かれても即答できる方ってそんなにいませんよね。

余裕があれば再検査に行く際に万が一を想定して大学病院を考えておくのも一つの手かもしれません。

大学病院やがんセンターって予約して直近で行けることってあまりないので。

ただわたくしマナ女のように最初の病院での治療に前向きになれない方や、病院には前向きだけど治療法に関して少し不安という方にもセカンドオピニオンはとても活用する価値があるものだと思います。

セカンドオピニオンの申し込み方法

セカンドオピニオンの申し込み方法は2つあります。

①保険会社の付帯サービスで申し込む(セカンドオピニオンサービス(無料))

➁自分で直接申し込む(約3万円~5万円程)

わたくしマナ女は契約してる保険会社の付帯サービスにセカンドオピニオンサービスが付いていたので、①の方法で申し込みました。

①と➁で費用や申し込み手順もだいぶ変わってくるので2つに関して説明していきます。

①保険会社の付帯サービスで申し込む(セカンドオピニオンサービス(無料))

医療保険やがん保険などの保険契約をしている方は、その保険会社の付帯サービスにセカンドオピニオンサービスがあれば、専用コールセンターを通じて予約を取ることが出来ます。

(同一病名の利用は年1回)保険に加入している方はぜひ確認してみてください(^^)/

わたくしマナ女は2社で保険契約をしていたのですが、2社ともセカンドオピニオンサービスが付いていました。

早速専用ダイヤルを調べて電話をしたところ、2社とも保険会社の提携先である企業に繋がり、そこがセカンドオピニオンサービスの案内や手続きをしてくれる流れになりました。

コールセンターの方は担当制になっており、1度かけると最初に担当してくださった方がその後最後まで担当してくださったので毎回同じ説明をすることや、話が行き違いになることがなくとてもスムーズに行うことが出来ました。

そしてこのセカンドオピニオンサービスは2つの受け方がありました。

1つ目は、自分が希望する病院へ出向いてその病院の医師から治療法等の話を伺う方法。

2つ目は、電話で医師から治療法等の話を伺う方法になります。

わたくしマナ女は1つ目の、病院に出向いて直接医師から話を伺う方法を選択しました。

次に病院選定なのですが、コールセンターの方が住所や病状から病院を教えてくださいます。

わたくしマナ女の場合、同時再建で考えていたのでそのことも伝えて、乳がんの同時再建の実績が多い病院を教えて頂きました。

その後は1度自分で教えて頂いた病院をそれぞれ調べて、通院するにあたっての立地や病院のきれいさ、入院費用等をチェックしていきました。

そして病院を決定してからコールセンターの方へ病院名と希望日を伝えれば、後はコールセンターの方が病院へ予約をとってくださるので最終決定した日時の連絡を待ちます。

日時が決定した後はコールセンターの方から書類が送られてくるので、その書類に必要事項を記載し、セカンドオピニオン用の診断書(担当医に書いてもらう)を準備し、必要書類を持って当日病院へいくことになります。

なのでわたくしマナ女は一切先方病院とは直接連絡をとらずにセカンドオピニオンを受けることができました。

電話一本で簡単に申し込みができます(‘ω’)

病院選定や病院の空き状況により多少前後するとは思いますが、最初に電話をしてから2週間程でセカンドオピニオンを受けることが出来ました。

コールセンターの方は本当に親切です。

病院を教えてもらう際に細かく具体的な数値で実績を教えてもらえます。

病院への質問も仲介窓口となって聞いてもらえます。

その後の流れや手続きについてもわかりやすく迅速に回答してくれます。

かなり助かりました。

しかも無料です!!(自分で用意するセカンドオピニオン用の診断書は自費)

これは知ってるのと知らないのとではだいぶ違うと思われます。

知らない方に伝われ!マナ女の願い(=゚ω゚)ノ

➁自分で直接申し込む(約3万円~5万円程)

保険に加入していない方、保険会社にセカンドオピニオンサービスが付いていない方でも自分で直接病院へ申し込むことができます(^-^)

当初わたくしマナ女は自費覚悟でしたし、なんなら複数聞こうかなとも思っていたので自分での申し込み方法も密かに調べておりました。

実際には直接申し込んでいないのですが、調べてわかったことをご紹介します。

ただ感じたことは、、、たたたたた高い(;・∀・)

病院によって異なるのですが、わたくしマナ女が検討していた病院はおおよそ最低でも3万円くらいからのところがほぼでして、

「えっ、こんなに高いの!?」とまず思いました。

なぜ高いかというとセカンドオピニオンは保険適用外であり全額自己負担になるからなのです。

申し込み方法は病院によって少し異なるのですが、大体このパターンが多かったです。

1.病院のHPから書類をダウンロードして必要事項を記入

2.セカンドオピニオン用の診断書を準備してすべての書類を病院へ持参(郵送)

3. 後日病院からセカンドオピニオン実施日の日時の連絡が入る。

自分で直接申し込む場合は必要書類の枚数、記載事項が多い印象がありました。

保険会社の付帯サービスではコールセンターの方が代わりに行ってくれることが多いので書類も必要最低限でこちらの負担もかなり少ないと思います。

ですが、自分でもできる内容ではあると思います。

病院によって手続きが少し異なりますし、実際にセカンドオピニオンを受けられる日程の目安も聞けるので、もし直接セカンドオピニオンを申し込まれる場合は二度手間を省くためにも一度病院へ電話をして手続き方法を確認してから行うことをお勧めします。

セカンドオピニオン当日の流れ

セカンドオピニオン当日は、コールセンターの方から届いた書類と診断書を持参のうえ病院へ向かいました。

郵送で届いた書類の中にはあらかじめ質問事項を記載する書類もあったので、9項目程記入して持ち込みました。

担当してくださった先生は、事前に名前がわかっていたので確認したところとても名医の方でお会いするまですごく緊張してしまいました。

でもお会いしてみると優しくわかりやすくわたしの質問事項に丁寧に答えてくださり、疑問点も解消されていきました。

事前に考えていた質問事項への回答や、会話の中での追加の質問事項にも丁寧に回答していただき、大体40分くらいお話をさせていただきました。

主に質問内容は以下の通りです。

・わたしの病状について

・わたしのケースでのベストな治療法

・同時再建と二期的再建について

・同時再建であれば私の場合どのような方法が良いか

・傷の大きさや後遺症について

・いつまでに手術をするべきなのか

・手術後のこと

・わたしのような症例について

・この病院での手術日の目安

このセカンドオピニオンでもわたくしマナ女の場合、全摘出で再建する方法が望ましいというお話でした。

ただ再建方法に関しては、当初の大学病院とは違う部分もありました。

話を伺ったうえでこのセカンドオピニオン先の病院で今後の治療を受けたいと決意したので、その場でその旨を伝えて次回外来の予約を取ってもらいました。

(セカンドオピニオンはセカンドオピニオンという枠での予約になるので、診察を希望する場合は別途外来予約が必要になります)

当日は無料なので特に会計手続きもなく終了しました。

そして1週間後に外来初診で再度訪問し、そこから新しい病院でいよいよ本格的な治療に向かって動き始めるのです。

主治医の変更

セカンドオピニオン終了後、セカンドオピニオン先の病院からもともとの大学病院の先生宛に報告書が作成されるので、それをもって最後の大学病院への訪問をしました。

もともと先生には病院を変える話はしていたので、今回セカンドオピニオン先の病院に決めた旨を話し、病院を移るための診断書を書いていただきました。

丁寧に対応してくださった先生に感謝です。

改めてお礼を言い、病院を後にしました。

これで正式に主治医の変更になり、今後は新しい病院の先生と相談していくことになります。